日本で外国人雇用に関連した助成金として以下のものがあります。
１．人材確保等支援助成金（外国人労働者就労環境整備助成コース）
この助成金は、外国人特有の事情に配慮した就労環境の整備を行い、
外国人労働者の職場定着に取り組む事業主に対して、その経費の一部を助成するものです。外国人労働者を雇用する企業に対し、雇用契約の締結から研修までの支援が行われており、一定の条件を満たすと補助金が支給されます。主な受給条件は下記の３つです。
(１)外国人労働者を雇用している事業主であること
(２)認定を受けた就労環境整備計画に基づき、外国人労働者に対する就労環境整備措置（１及び２の措置に加え、３～５のいずれかを選 択）を新たに導入し、外国人労働者に対して実施すること
１雇用労務責任者の選任
２就業規則等の社内規程の多言語化
３苦情・相談体制の整備
４一時帰国のための休暇制度の整備
５社内マニュアル・標識類等の多言語化
(３)就労環境整備計画期間終了後の一定期間経過後における外国人労働者の離職率が10％以下であること
認定を受けた就労環境整備計画に基づき、外国人労働者に対する就労環境整備措置（就業規則等の社内規程の多言語化等）を新たに導入し、外国人労働者に対して実施することが必要です。
支給額は賃金要件を満たしているかどうかによって変わりますが、上限額は72万円です。
２．地方自治体の雇用支援助成金
地方自治体によって提供される助成金で、外国人雇用を促進するために様々な支援策が用意されています。
具体的な助成金や支援プログラムは地域によって異なります。
助成金の詳細や申請手続きについては、関連する公的機関のウェブサイトや窓口でご確認ください。
