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特定技能「建設分野」における試験と就労内容

特定技能建設分野は、日本における特定技能制度の一環として導入された制度の一つであり、外国人労働者が日本の建設産業において働くことを可能にする制度です。この制度は、外国人労働者が日本の建設産業において必要な技能や知識を持つことを認め、彼らが日本での建設業界で活躍することを支援します。特定技能建設分野での就労は、建設プロジェクトにおける重要な役割を果たすことになります。

特定技能試験は、日本政府が実施する外国人労働者の技能を評価する試験の総称です。これは、外国人労働者が特定の産業分野で必要な技能や知識を有しているかどうかを確認し、その分野での日本での就労を可能にするためのものです。特定技能1号の在留資格を取得するためには、特定技能1号評価試験に合格することに加えて、日本語試験に合格することが必要です。  また、特定技能2号の在留資格を取得するためには、特定技能2号評価試験に合格することに加えて、 班長または職長として、国交省の定める期間(1~3年)の実務経験が必要となります。建設分野における特定技能1号評価試験は、国交省が定めた建設分野特定技能1号評価試験実施要領 に従い、学科試験および実技試験により行います。どちらも合計点の65%を合格基準とします。

特定技能1号における就労内容

建設業は土木区分、建築区分、ライフライン・設備区分の3分野に分かれます。在留資格上の業務区分は作業の性質を基にした分類であり、作業現場の種類による分類ではありません。従事する作業については、現場を問わず実施可能です。

① 土木(指導者の指示・監督を受けなが ら、土木施設の新設、改築、維持、修繕 に係る作業等に従事)

② 建築(指導者の指示・監督を受けながら、建築物の新築、増築、改築若しくは移転又は修繕若しくは模様替に係る作業等に従事)

③ ライフライン・設備(指導者の指示・監督を受けながら、電気通信、ガス、水道、電気その他のライフライン・設備の整備・設置、変更又は修理に係る作業等に従事)

特定技能2号はこれらの作業に加え、複数の建築技能者の指導と、工程を管理することが可能です。

想定される関連業務

① 原材料・部品の調達・搬送

② 機器・装置・工具等の保守管理

③ 足場の組立て、設備の掘り起こしその他の後工程の準備作業

④ 足場の解体、設備の埋め戻しその他の前工程の片付け作業

⑤ 清掃・保守管理作業

⑥ その他、主たる業務に付随して行う作業

求人例

雇用形態:正社員

勤務時間:8時~17時(休憩1時間)

お仕事内容:

・根切り工事

・埋め戻し

・盛土工事

雇用形態:正社員

勤務時間:7:00~17:00

お仕事内容:

・土木工事

・基礎工事

・造成工事

・外構工事

雇用形態:正社員

勤務時間:8:00~17:00(休憩2時間)

お仕事内容:

・鉄筋の組立

・配筋作業